設置・管理中に発生する問題 ハードディスク復旧ナビ

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「フォーマット途中で"フォーマットに失敗しました」です。

フォーマット途中で"フォーマットに失敗しました



  • 難易度:中級レベル
  • 解決ポイント:ハードディスクを交換
  • 点検部分:フォーマット
  • データの安定性:データが損傷する可能性が高い。

フォーマットしたら途中で突然止まってしまうとハードディスクの物理的な原因の可能性が高いです。特に不良セクタが多い場合にフォーマットが途中で止まる場合があります。

一部のユーザは物理フォーマット(ローレベルフォーマット,Low Level Format)をして復旧出来ると思っている方がいうかも知りませんが、あまりお勧めではありません。フォーマット途中で止まる程度であれば不良セクタが多い、ハードディスクの機械的な原因であればローレベルフォーマットをして成功したとしても使用途中に再び別の問題が発生する可能性が高いです。

もし保証期間内であればハードディスクを交換したほうがいいでしょう。すこしでも不良セクタがない部分をデータ保存用として利用したい場合はパーティションを分けて使う方法があります。止まった時の%表示を見て傷の位置をチェックしてその位置でパーティションを切ってそれ以外のところを利用する方法があります。節約であれば有効ですが、ちょっと使いづらいかもしれませんね。

詳しい手順です。

1. フォーマット途中で止まった位置をメモする(なん%)
2. パーティションを分ける時、%で容量を計算する
  HDD: 10GB
  不良部分:10%のところ

10GB×0.1=約100MBのところが不良部分

3. 第1パーティション:0-90MB(1024MBを基準として前の領域)
4. 第2パーティション:90-120MB(不良部分)
5. 第3パーティション:120以上MB(残り部分)
6. フォーマットテストをします。

第1、2パーティションをフォーマットして成功したらうまく不良部分をパーティションに入れたそうです。失敗したら同じ方法でうまくパーティションを分けましょう。
※第2パーティションはフォーマットしないで放置します。

ちょっと面倒ですが、第1、第2の領域が生きているので活用出来ます。
ハードディスクって最近安いですが、節約をするであれば参考してくださいね。

[設置・管理中に発生する問題]関連情報(BLOGRANKING)

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