設置・管理中に発生する問題 ハードディスク復旧ナビ

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「ハードディスクが熱い!」です。

ハードディスクが熱い!



  • 難易度:中級レベル
  • 解決ポイント:ケース中の冷却クーラーを追加します。
  • 点検部分:冷却クーラー
  • データの安定性:データは安全です。

ハードディスクの性能の基準として一般的に容量と速度で判断されます。ほとんどのユーザーはハードディスクの容量だけを基準としていますが、同じ容量でも性能の差があります。性能の差を決めるのが回転数です。ちょっと前までは5400RPMですが、最近量販店を行くとほとんどが7200RPMハードディスクです。もちろん7200RPMより早い10000RPMハードディスクもあります。もちろん回転数が高いからいつも早いとはいえませんが、一般的に低い回転数より高い回転数のハードディスクが早いのは事実です。

回転数が早ければ早いほどそのぶん振動と熱が出ます。ハードディスクを1~2時間動作すると結構な熱が出ます。
発熱が問題を起こす原因になりますが、ある程度の発熱はハードディスク設計上動作にはそれほどの問題になりません。

メインボード

smartHDD Proでハードディスク温度モニタ

(情報提供: Hotnews365)

ファイルのコピー、動画の編集などハードディスクを動く作業が多ければ多いほどハードディスクが熱くなります。
smartHDDで50度以上になると健康状態が良くないと表示されます。以前個人的にもクーラーが良くなくいつも55度ぐらいだったが、ファイル読み込みエラーなどがよく発生して結局交換した経験があります。熱とはよろしい環境ではないと思います。熱を解決するために最近クーラー関連アクセサリがいっぱい出っています。

まずはケースのクーラーを何個も追加する方法があります。基本スペックではケース内の熱を換気させ熱を下げるには足らないのは一般的です。ケースの前と後ろにクーラーを設置するだけで内部の熱問題はかなり解決出来ます。
もとハードディスクの温度を下げるためにはハードディスク専用のクーラーを付けると2-3度ぐらい下げる効果があります。専用クーラーの電源はハードディスクに電源を供給しているケーブルを利用します。

そのほかにもハードディスクを二つ以上設置した場合は出来れば離れたスロットに装着することで熱源から遠っざけられます。通常は間を離さないで設置すると相当なレベルの熱さをよく経験します。

ケース内の全体の熱が籠もるとハードディスクに影響がありますので、ケース内の熱が籠もらないように工夫が必要です。まず、ケーブルなどをまとめる、拡張スロットは出来れば外す、冷却ファンを掃除する、CPUクーラーをアップグレード、メモリ専用クーラー使用など夏向けのクーラー対策でかなりの熱での悩みから脱出出来ます。

[設置・管理中に発生する問題]関連情報(BLOGRANKING)

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