- 難易度:やや難しい。
- 解決ポイント:ウィルス検査をしてみましょう。CDまたはディスケットがはいているか確認しましょう。
- 点検部分:ハードディスクのブートセクター
- データの安定性:データを失われる可能性があります。
PCに電源を入れても起動(ブート)が出来なくなったらパニック状態になります。ハードディスクが正常に認識し、起動が出来ない場合はほとんど起動に必要なファイルが損傷したかブートセクターがウィルス等の原因でハードディスクパーティション情報が壊れている可能性が高いです。出力したメッセージによってすこしの差はありますが、起動に必要なファイルが損傷したらWindows XPの場合は起動CDまたはディスクで起動して上書きする方法で復旧が可能です。しかしハードディスクのパーティション情報が壊れた場合、復元はやりにくくなります。
パーティションが壊れる理由はいろいろありますが、ウィルスが原因になる場合もあります。DOS用起動ディスケットまたはディスクでアンチウィルスソフトウェアを入れて起動後、ウィルス検査をしてみます。ウィルスが発見されなかったら、次にCドライブが認識しているかを確認して見ます。
Cドライブが認識しないであればハーティションに問題がある可能性が高くなります。復旧ソフトウェアで復旧をトライしてみましょう。
たまに起動が出来ない原因中の一つが、ブート順番がCDまたはディスクになっている場合もあります。もちろん起動順番をハードディスクを低い順番にしてもハードディスクでブートします。只、CDとかフロッピ・ディスクドライブの中にディスクまたはブートが可能なCDが入っている場合、ハードディスクでブートが出来なくフロッピまたはCDにアクセスしてブートが出来ないように見える場合があります。BIOS(バイオス)でブート順番を変更することでCDまたはフロッピによる問題を防げます。
ハードディスク豆情報
単純にブートに必要なファイルのみ損傷した場合は復旧コンソールで簡単に直せます。
- Windows XPのCDでブートします。CDでブートするためにはBIOS設定をCDでブート出来るよう設定します。
- Windows XPの設置画面が出た時、設置(Enter)、復旧(R)などの選択画面が出ます。復旧(R)を選択します。
- キーボードと運営体制位置を選択します。
- 復旧コンソールが出ましたらCDを入力してC:\に移動します。Windows XPで使用している管理者(Administrator)のパスワードを入力します。
- 下記のようにコマンドを入力します。
Fixmbr \device=harddisk0 – 二つのハードディスクが設置され二つめのハードディスクにWindows XPがインストールされていればhardisk0 → hardisk1に変更しましょう。
- すべてコマンドを実行した後、¥「Exit」を入力してWindows XP CDを取り出してブートしてみましょう。