- 難易度:中級レベル
- 解決ポイント:復旧専用ソフトウェアで復旧をしてみるかデータ復旧業者に任します。
- 点検部分:パーティション
- データの安定性:データが損傷した可能性があります。
間違えて削除したパーティションはファイナルデータ(FINALDATA)という復旧プログラムで復旧することが可能です。実際フォーマットしてもデータはハードディスクに残っています。パーティションを削除したことはデータが保存された空間に関する情報が失われただけでデータはそのまま残っている状態です。つまりデータが保存された位置をウィンドウズから削除されたため、データがどこにあるか確認出来ない状態と考えればいいでしょう。データ復旧ソフトウェアを利用すれば削除されたパーティション内にあるデータを簡単に復旧することが出来ます。もちろんデータ復旧ソフトウェアを利用する時はマニュアルをしっかり読んで復旧しましょう。一つのデータでも復旧するためには注意事項があります。
しかしすべての状況でデータ復旧ソフトウェアが発揮することではありません。間違えてパーティションを消したらFDISK等を使ってそれ以上パーティションを分けたり消したりするとデータ復旧率はどんどん低くなります。
万が一再びパーティションを分けてしまったら、既存のパーティションを見つけて復旧しなければなりません。又、復旧ソフトウェアが消す前に設置されてないとNTFSのようなファイルシステムでは復旧率が低くなります。パーティションマジック(Partition Magic)というパーティション管理専用ソフトウェアのデータ復旧機能を利用するのもお勧めです。大事なデータを一つでも復旧したい場合はパーティション削除時点からそれ以上使用しないで専門復旧ソフトウェアを使用しましょう。とても重要なデータであれば個人的にトライしないでデータ復旧専門会社に任すのがもっと安全です。
■ 関連ソフトウェア
・ ファイナルデータ
http://www.finaldata.jp/
・ パーティションマジック
http://www.netjapan.co.jp/nj/product/
:緊急用ディスクによるパーティションの復元機能で復元(間違って削除してしまったFAT, FAT32, NTFSパーティションを、PartitionMagicの緊急用ディスクを使って復元することができます。(緊急用ディスクはPartitionMagicのCD-ROMから作成できます))