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最新記事【2007年07月12日】

  • 難易度:中級レベル
  • 解決ポイント:復旧専用ソフトウェアで復旧をしてみるかデータ復旧業者に任します。
  • 点検部分:パーティション
  • データの安定性:データが損傷した可能性があります。

間違えて削除したパーティションはファイナルデータ(FINALDATA)という復旧プログラムで復旧することが可能です。実際フォーマットしてもデータはハードディスクに残っています。パーティションを削除したことはデータが保存された空間に関する情報が失われただけでデータはそのまま残っている状態です。つまりデータが保存された位置をウィンドウズから削除されたため、データがどこにあるか確認出来ない状態と考えればいいでしょう。データ復旧ソフトウェアを利用すれば削除されたパーティション内にあるデータを簡単に復旧することが出来ます。もちろんデータ復旧ソフトウェアを利用する時はマニュアルをしっかり読んで復旧しましょう。一つのデータでも復旧するためには注意事項があります。
しかしすべての状況でデータ復旧ソフトウェアが発揮することではありません。間違えてパーティションを消したらFDISK等を使ってそれ以上パーティションを分けたり消したりするとデータ復旧率はどんどん低くなります。

万が一再びパーティションを分けてしまったら、既存のパーティションを見つけて復旧しなければなりません。又、復旧ソフトウェアが消す前に設置されてないとNTFSのようなファイルシステムでは復旧率が低くなります。パーティションマジック(Partition Magic)というパーティション管理専用ソフトウェアのデータ復旧機能を利用するのもお勧めです。大事なデータを一つでも復旧したい場合はパーティション削除時点からそれ以上使用しないで専門復旧ソフトウェアを使用しましょう。とても重要なデータであれば個人的にトライしないでデータ復旧専門会社に任すのがもっと安全です。

■ 関連ソフトウェア
・ ファイナルデータ
 http://www.finaldata.jp/
・ パーティションマジック
 http://www.netjapan.co.jp/nj/product/
:緊急用ディスクによるパーティションの復元機能で復元(間違って削除してしまったFAT, FAT32, NTFSパーティションを、PartitionMagicの緊急用ディスクを使って復元することができます。(緊急用ディスクはPartitionMagicのCD-ROMから作成できます))

HDD Regenerator(HDDジェネレーター)はABSTRADROME社(www.dposoft.net)が開発したHDD復旧ソフトウェアです。30日シェアウェア版がダウンロード出来ます。
シェアウェア版でまず不良セクタ部分が原因かをチェックして「HDD Regenerato」で直せるかをチェック出来ます。
日本語版はまだ発売されていません。国内でも購入出来るところがあります。
参考サイト一覧をご覧ください。

高価なデータ復旧費用に気になる方、自分で

もしハードディスクから異音が出たり、不良セクタの原因ではないと判断したらデータ復旧専門業者に依頼することをおすすめします。


下記は参考のため、ABSTRADROME社のホームページの内容を日本語に訳しました。


● ハードディスクの不良セクタを検索
● ハードディスクの物理的な不良セクタを修復
● ファイルシステムを無視して物理的なレベルでディスクをスキャン。FAT,NTFSファイルシステム、フォーマットされているハードディスクまたはフォーマットされていないディスクでもご利用可能。
● 起動ディスク(ブータブルディスク)を利用したDOSモードで自動回復プロセル。
● 起動ディスクはHDD Regeneratorプログラムで作成出来る。

■主な機能
ハードディスクはすべてのパソコンで重要なパートです。あなたのデータを保存するメディアです。しかしディスク表面に不良セクタになり安い致命的な弱点を持っています。不良セクタは読めないしかし情報として存在するディスクの一部として存在します。不良セクタの結果、OSシステムが不安定になり最終的には起動が出来なくなります。ハードディスクが不良セクタで損傷を受けた場合は使用不可になるか保存された貴重なデータが損傷される可能性が高いです。
HDD Regeneratorは保存されたデータの変更及び影響しないで損傷したハードディスクを復旧出来ます。結果的に読めなかった、アクセス出来なかったデータを復旧出来るようになります。

■原理
不良セクタを持つハードディスクの60%はディスク表面が間違えて磁化されたことです。
ABSTRADROME社は損傷されたディスク表面を直せすアルゴリズムを開発しました。
この技術はローフォーマットでも直せない損傷の復旧、様々なタイプのハードディスクを支援する「ハードディスク独立:hardware independent」です。結果的にアクセス出来なかったセクタ及び読めなかった情報が復旧されます。このような方法で保存されているデータに影響させないで修理が可能になります。

■HDD Regeneratorシェアウェア版。
シェアウェア版の主な目的は製品版で直せる部分をレポートする機能を持っています。最初の不良セクタを復旧出来る機能は持っているが全ての不良セクタを復旧するためには製品版が必要です。
最初の不良セクタをHDD Regeneratorで復旧が正常に出来なかったたらハードディスク自体を交換することをおすすめします。シェアウェアにはHDD REGENERATORで直せるかどうかをチェック出来る判断が出来ます。

■重要事項
ハードディスクの論理的な構成は変更しないので、ファイルシステムはまだ不良セクタとして認識している部分があります。不良セクタを復旧してそれ以上物理的な損傷が起こらない状態でも「Scandisk」などのコマンドでは復旧された物理不良セクタに「不良:bad」マークが付いています。そのマークを消すためにはパーティションを再構成する必要があります。


■HDD Regenerator 1.51 ダウンロード

・ABSTRADROME社
http://www.dposoft.net/#_bhddhid

・Altech : 8,047 円(税込)
http://www.altech-ads.com/product/10003043.htm

■HDD Regenerator関連記事
・インストール手順と実際のテスト
GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060811_hdd_regenerator/

■HDD Regenerator画面

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